PLATONIC LOVEYzak & Athrun

Dedicated to the old friends

about story

In a certain reign there was a lady not of the first rank whom the emperor loved more than any of the others.

現代のニューヨークで始まるラブストーリー(R15).テーマは〈純愛〉です.

NOTES

作中でアスランが自分は若紫でなく玉鬘だったらしいと冗談を言い、イザークをムッとさせますが、若紫が外界と隔てられ、存在をひた隠しにされていたのに対し、玉鬘は源氏の君に盗むように引き取られた身の上は似ていながら、表向きはあくまでも養女で、養父をはじめとするたくさんの男性に言い寄られ人生を翻弄された女人です。それでも朧月夜のように、帝の尚侍として入内できれば最良だったかもしれませんが、その前に髭黒の大将に横取りされ、子宝には恵まれますがその後も安泰というわけではありませんでした。
ということで、敢えて喩えるならイザークは玉鬘の白馬の王子様になれた冷泉帝かな、というのが個人的見解です笑

最後に。このお話を通じてたくさんの出会いを貰ったことに、心から感謝しています。

2021年3月 憂理

  • 2021/03/21レスポンシブ対応完了
  • 2017/11/19加筆修正
  • 2011/09/01初版公開

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